電力会社と電気をやり取りする
系統連系型太陽光発電システム
最も一般的なシステム構成です。日中は無尽蔵の太陽光エネルギーを利用して発電。太陽光が無い夜間や、発電量が使用電力量に満たない場合は、これまで通りに電力会社から電力を買電します。使用電力量を上回る余剰発電電力は電力会社に売電できます。


系統連系型(標準)
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使用電力 < 発電電力
日中晴れの発電電力が多い場合です。
余った電力は電力会社に売電できます。 -
使用電力 > 発電電力
日中の朝・夕または曇りの発電電力が少ない場合です。 足りない電力は電力会社から買電します。 -
使用電力 = 0
夜間や雨などの発電がない場合です。
電力は全て電力会社から買電します。

蓄電設備と組み合わせて
防災型太陽光発電システム
小容量防災型太陽光発電システム(4.5kWシステム/9kWシステム)
蓄電池容量を火災予防条例の基準以下とすることにより設置が容易になります。小規模施設に適した4.5kWと9kWのシステム構築が可能です。
停電時や災害時は、太陽光と蓄電池のエネルギーを使用して電気を使用できます。

中・大容量型防災型太陽光発電システム
通常は、系統連系型太陽光発電システムと同じ動作となります。
災害時などにより停電が発生したときは、太陽光エネルギーを特定の設備(防災用照明等)にのみ提供します。また、停電時にて太陽光がない夜間や発電量が使用電力量に満たない場合は、蓄電設備に備えた電力を特定の設備に供給します。


平常時
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使用電力 < 発電電力
日中晴れの発電電力が多い場合です。
余った電力は電力会社に売電できます。 -
使用電力 > 発電電力
日中の朝・夕または曇りの発電電力が少ない場合です。 足りない電力は電力会社から買電します。 -
使用電力 = 0
夜間や雨などの発電がない場合です。
電力は全て電力会社から買電します。

停電災害時
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特定負荷電力<発電電力
停電・災害時の日中晴れの発電電力が多い場合です。 発電中は、特定負荷(自立運転出力)が使用でき、余った電力は蓄電池へ充電されます。
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特定負荷電力>発電電力
停電・災害時の朝・夕または曇りなど発電電力が少ない場合です。発電電力が少ない場合は、蓄電池から放電して特定負荷(自立運転出力)が使用できます。
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使用電力 = 0
停電・災害時の夜間や雨などの発電がない場合です。 蓄電池からの放電で特定負荷が使用できます。

太陽光発電と夜間電力を組み合わせる
パワーソーラーシステム
通常の太陽光発電システムと蓄電池を組み合わせることにより、自然エネルギーの利用と夜間電力を有効活用することで、環境に貢献できるシステムです。
また、停電時や災害時は、太陽光と蓄電池のエネルギーを使用して電気を使用することが可能になります。



停電災害時
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特定負荷電力<発電電力
停電・災害時の日中晴れの発電電力が多い場合です。 発電中は、特定負荷(自立運転出力)が使用でき、余った電力は蓄電池へ充電されます。
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特定負荷電力>発電電力
停電・災害時の朝・夕または曇りなど発電電力が少ない場合です。発電電力が少ない場合は、蓄電池から放電して特定負荷(自立運転出力)が使用できます。
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使用電力 = 0
停電・災害時の夜間や雨などの発電がない場合です。 蓄電池からの放電で特定負荷が使用できます。
