【法則の法則】Season2「ボイル・シャルルの法則」沢田常務と空気入れポンプ_36号

    気体の体積と圧力と温度に関する法則です。

    「気体を2倍に加圧すると体積は1/2になりますよ」
    というロバート・ボイルの法則と、
    「気体の温度を2倍にすると体積も2倍に膨張しますよ」
    というジャック・シャルルの法則を組み合わせ
    「気体の圧力は体積に反比例し絶対温度に比例する」としたものです。

    気体に圧力をかけると温度が上がることから、
    エアコンではこの原理を利用し、
    コンプレッサーでガスを圧縮した際の発熱を暖房に使い、
    夏場は液化させたガスを膨張弁で減圧して
    再び気体に戻る(気化)ときの吸熱を冷房に使っています。
    冷蔵庫も同じ原理です。

    気体の加圧による温度の上昇は
    空気入れポンプでも体験することができます。

    ちなみに弊社の沢田常務は
    自転車に空気を入れたときにポンプの底が暖かくなったことから
    「先生の言った事は本当だ!」と感動し、
    それ以来「ボイル・シャルルの法則は今も忘れない」そうですよ!