【法則の法則】第6回 「AIDMA(アイドマ)の法則」感情が大事_27号

    人が商品を買うまでのプロセスを

    →Attention(注意)
    →Interest(関心)
    →Desire(欲求)
    →Memory(記憶)
    →Action(行動)

    の5段階とし、その頭文字をとったものです。商品を認知(Attention)して
    感情(Interest、Desire、Memory)が動いたときに初めて消費行動(Action)が
    実行されるという理論で、商品が売れないとき、どこに原因があるかを検討する
    見極めにも使われています。

    感情が動かなければ行動に至らないのは、仕事でも同じではないでしょうか?

    「これをやらないとこういう危険がある(関心)」
    「重篤な事故につながる(記憶)」
    「事故を起こしたくない(欲求)」

    と明確にイメージできるからこそ経験者ほど面倒をいとわずに作業するのであり、
    そこに不安を感じない人は行動にもつながりません。

    職場の安全も単に遵守事項の伝達(認知)だけでなく、ひと声プラスして
    相手の感情が動くような補足説明があると、経験の浅い新人さんもより行動が
    徹底されるのかもしれませんね。