蓄電池もIoT!劣化を遠隔監視できる装置をGSユアサが販売開始

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    蓄電池に取り付けられたセンサユニット設置例

    いまは第4次産業革命の時代と言われています。

    私達は18世紀に蒸気機関という動力を獲得し(第1次)、電力による大量生産や重工業台頭の時代(第2次)を通過し、コンピューターの出現によるデジタル化の第3次を経て、現代はモノのインターネットと言われるIoTやAI、そしてロボトミーが台頭してきた時代(第4次)です。

    蓄電池にもIoT

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    「DATAWINDOW-S」のモニタリングイメージ

    GSユアサは今年の6月、蓄電池監視装置「DATAWINDOW-S」の販売を開始いたしました。これは産業用の制御弁式鉛蓄電池の電圧、内部抵抗、温度を定期的に自動計測することにより、異常や寿命の兆候を早期発見し、蓄電池システムの予防保全を図ることができる装置です。

    「DATAWINDOW-S」では、各蓄電池に取り付けられたセンサユニットからのデータがコントロールユニットに集約され、お客様が運用されている産業用蓄電池の最新の状態を見やすい形で提供してくれます。ユーザーはPCやタブレット端末から簡単に操作や設定が可能で、異常発生時には複数のEメールアドレスに通知が可能です。

    蓄電池は建物や設備の安定運用に必要不可欠ですが、当社会長曰く「光もせず動きもせず音も出ない」地味な製品なので、日常のメンテナンスをつい忘れがちです。ミカド電装ではご要望があればどこにでも馳せ参じておりますので(!)、当社のお客様のニーズに合うかどうかは不透明ですが、こういった装置の存在を知っていただくことで、万が一に備えた品質保持の重要性を皆さんに知っていただけるなら、とってもうれしいです。

    このシステムの仕様に関しては、GSユアサ社の以下のニュースリリースをご参照ください。

    蓄電池監視装置「DATAWINDOW-S」を販売開始~IoTを活用したコトづくりサービスの拡充~