若者用語の基礎知識「わかりみ」※アンケート有

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    わかりみとは

    みかドン ミカどん

    今日のお題はわかりみです。2017年ごろからつかわれ始め、今では若者の間にすっかり定着した(らしい)用語で、「それわかる!」という感情的な理解と共感示す言葉だそうです。

    どんな使われ方をしているのか、早速、ツイッターを見てみましょう。

     

     

    すごいですね。これは2019年4月13日に投稿されたツイートですが、この記事を書いている投稿翌日(4/14)の時点で、 22,504件の「いいね」がついて、9,570件リツイートされています。投稿者は誰かにその話を聞いて、大いに共感した、ということですが、確かにそうですよね。

    次いきます。

     

     

    こちらも現時点で7,830件のいいねが付いて、2,212件リツイートされていますが、こちらのほうは、少し解説が必要な投稿かも^^

    結論として言いたいことは、「東大女子が自分の学歴を必死に隠すことに心から納得する」。その理由として、自分(医大生の女子)も美容院で男性美容師さんと雑談をしていて、医学生とバレた途端に「オレ自分より稼ぐ女の人絶対無理」と謎の宣言をされて敗者の側に立たされるからである、ぐらいの意味ではないかと思います。
    (もしかしたら東京大学の入学式で話題になった上野千鶴子さんの祝辞の件かも・・・)

    なんとここで、新たな若者言葉?「謎マウントを取る」が出て来てしまいましたが、調べてみると(実は初めて聞きました💦)、「マウントを取る」は、優位に立つ、勝ち誇る、自慢する、ドヤ顔をする、など、自分を上げて相手を下げるような優越感をアピールする行為のようです^^それを意味不明に行うのが「謎マウント」なのでしょう^^

    わかりみの活用

    さて本題に戻り、わかりみは、数式や法則などの理解ではなく、、特定の事柄に対して情緒的に理解できる場合につかわれるようですが、「〇〇貸して?」「わかりみ!」や、「レポート書くの面倒だ」「わかりみ~」のように、「オッケー」「確かに」という軽い受け答えのときにもつかわれるようです。

    組み合わせの表現としては、「わかりみが深い」「わかりみが強い」「わかりみがすごい」等のつかわれ方が浸透しており、派生的に「うれしみ」「良さみ」「辛み」「眠み」などが存在するとのこと。

    悲しみや強み、深み、重み、など、形容詞に”み”を付けて名詞にする用法は昔からあるわけで、それを面白がってジョーク気分で拡大したのが「わかりみ」だと思いますが、マイナビ学生の窓口というサイトのある記事で、以下のような一文を目にして、少し驚いてしまいました。え、いいの?それで?(笑)

    今回は「わかりみ」の意味や使い方について解説してきました。「わかりみ」は最近では普通に使われている言葉です。知らなかった人はぜひ次から積極的に使ってみましょう!

    (出典:「わかりみ」の意味って? 使い方を解説!」